第1回「ご利用者様よし」―笑顔あふれる暮らしを支えて(仮)

私たちの五方よしシリーズ、第1回は 「ご利用者様よし」 をテーマにお届けします

介護の中心は、もちろんご利用者様です
安心・安全で、なおかつ「自分らしく暮らせること」が最も大切だと考えています

ある有名な話に「3人のレンガ職人」があります。
同じレンガを積む作業でも、捉え方によって目的の意味が違うという話です。

旅人が旅をしていると訪れた街でレンガ職人に出会いました。

旅人が最初に出会ったレンガ職人に何の仕事をしているのかを聞くと「見ればわかるだろう、レンガを詰んでいるのさ。こんなことを毎日していて嫌になるよ。こんなことをしなければいけないなんてツイていないな。」と答えました。

旅人はレンガ職人に慰めの言葉をかけてその場を去りました。

その後しばらく歩いていると、旅人は2人目のレンガ職人に出会いました。

1人目のレンガ職人と同じ質問をそのレンガ職人にすると、このように答えが返ってきました。

「家族を養うために大きな壁を作っているんだ。この仕事にありつくのにも大変だったんだ。こんな仕事が嫌だなんて言ったら罰が当たるよ。」と答えました。

旅人は励ましの言葉を残してその場を去りました。

さらにしばらく歩いていると、旅人は3人目のレンガ職人に出会いました。

旅人はまたそのレンガ職人に同じ質問を問いかけました。

すると3人目のレンガ職人は「大聖堂を作る仕事をしているんだ。多くの人がここで祝福を受けるんだ。素晴らしい仕事だろう?」と答えました。

旅人は3人目のレンガ職人にお礼の言葉を残してその場を去り、また歩き続けました

同じ作業でも、視点や意義の持ち方でやりがいや使命感が変わります。

私たちの施設でも、日々のケアやサポートは単なる「業務」ではありません。
食事や入浴、服薬の介助、趣味活動のサポート――どれもご利用者様の生活を支え、笑顔につながる「大聖堂づくり」といえるのです。

これらはすべて、職員が「ただ作業をしている」のではなく、「ご利用者様の暮らしを豊かにする使命として」取り組むことで生まれる瞬間です。

ご利用者様よしのために

私たちは、使命として律することで、ご利用者様の安心・笑顔につながると信じています。

次回は「未来(施設)よし」をテーマに、施設が安心の場であり続け、次世代につながる取り組みをご紹介します。

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